ワキガ対策

自宅でも出来る、わきが(腋臭)を改善する方法

わきがセルフチェック
ワキガは自分ではわかりづらいものです。 他人から指摘されて悩んでいても、本当はワキガでない場合もあります。
ワキガは、気になればなるほど不安に思うものです。 不要な悩みを抱えないためにも、客観的に臭いを診断することはとても重要です。
手術をする前に本当に腋臭なのかを見極めることはとても大切です。
特に、ニオイが気になるお年頃の若い方は、必要以上にニオイに敏感ですから、きちんと見極めることです。

いくつかのポイントを見てみましょう。

ワキガを指摘されたことがある
いじめを対象にした場合には、少しの臭いでも大きく指摘されることがあります。
また、本来汗をかいたときには多少は汗くさいのが普通の人間です。
ワキガを指摘されただけでは、必ずしもワキガとは言えません。 また自分で臭いを感じるというのも、自意識過剰であれば、少しの臭いも大きく感じるものです。
そのため、臭いの程度に関しては、信頼がおける第三者に相談するのが良いでしょう (相談する人がいない、または相談できないと言うのが大きな壁ですが、そこは勇気を持って下さい)。
ニオイが軽い場合には、気にしないことも大切です。

両親のいずれかがワキガである
わきがが遺伝するというのは、遺伝によりアポクリン汗腺の密集度合いや、発達度合いが遺伝するということです。
両親のどちらかがワキガなら高い確率で遺伝するとされています。 そのため親がワキガである場合、遺伝でアポクリン腺が多い体質を受け継いでいる可能性があり、 そのためワキガである可能性も高いと考えられます。
しかしながら、ワキガ体質(アポクリン腺が多い体質)であっても、本人の食生活や生活習慣によって臭いが軽い人もいます。

耳あかが湿っている
耳垢がかなり軟らかい場合には、アポクリン腺が通常の人よりは多く存在している可能性があります。 アポクリン腺の量が多いと、ワキガ臭となる可能性も高くなります。
耳の中には、汗をかくエクリン腺が無いため、耳の中を湿らせるのは、 アポクリン腺の働きによると考えられるからです(風呂あがりや水泳の直後はのぞきます)

衣類に汗シミ(黄ばみ)が付くことがある
衣類の脇の下の部分が黄ばむ原因とはいろいろあるため、汗ジミが出来るからと言ってわきがとは限りません。 エクリン腺からの分泌でも黄ばむことがありますし、デオドラント剤の残りが黄ばむ場合もあります。
しかしながら、幼年期、思春期、成人とホルモン生成も活発になりますから、以前と違って濃く残るようになったら注意が必要です。

脂濃い料理や肉が好きだ
食事内容とワキガとの関係も少なからずあります。
西洋人にワキガが多いのは、アポクリン腺の多さという遺伝的要因もありますが、 食事が肉食を中心とした内容であり、脂分の多い食事であることも、 アポクリン腺から分泌される分泌物の成分に影響を与えています。
肉食や脂分の多い食事が好きであり、また多食している場合は、ワキガになりやすいと言えるでしょう。

喫煙している
タバコを吸う人が必ずしもワキガではないですが、タバコは発汗と言う点でワキガに影響を与えています。
タバコを吸うことでニコチンを体内に取り込むこととなり、 ニコチンは視床下部の体温調節中枢を刺激することでエクリン腺の発汗を促進します。
また、アポクリン腺は交感神経の刺激で分泌が促進されますので、ニコチンを摂取することで 結果的にはワキガ臭が強くなる要因ともなります。


いずれの項目にも該当しないのであれば、ワキガで悩む必要は無いと言えるでしょう。
まだ心配な場合には、きちんと医師の診断を受けることをおすすめします。 必要であれば「試験切開」をして確認してみることもいいでしょう。

ワキガ対策に戻る
Copyright(C) 2011 ワキガ対策 All Rights Reserved.