ワキガ対策

自宅でも出来る、わきが(腋臭)を改善する方法

ワキガが臭うメカニズム
アポクリン腺とエクリン腺
皮膚にはアポクリン腺とエクリン腺の汗孔が開孔しており、 わきがの原因となるのはアポクリン腺です。
皮下組織 アポクリン腺は、耳の中や乳輪周囲、臍の周囲、陰毛部などに痕跡程度残っており、その多くは脇の下にあります。
大きさは2ミリ前後で肉眼でもわかる大きさで、触るとコリコリしているため、手術での除去が可能となっています。
耳垢がしめったり、足が臭ったりするのも、アポクリン腺が原因と言われています。
一方、エクリン腺は汗を出す器官であり全身に見られます。 エクリン腺から出る分泌物は、そのほとんどが水分で、皮膚を湿らすことで体温調整の役目もしています。
しかしながら、その水分が雑菌の繁殖させる要因にもなっているのです。

わきがの臭いの元
ワキガの臭いは、アポクリン腺が出す分泌液は、ミネラル、脂肪、鉄分、アンモニアなどの成分が、 エクリン腺から出る汗と皮脂腺の成分が混じりあい、 それを表皮の常在菌が分解発酵させた臭いです。
エクリン腺から出る汗は、それ自体ではニオイの元ではありませんが、脇の下を湿らせるため、 雑菌の繁殖を促し、ニオイの発生を助け、臭いを強くする働きをします。

ワキガと多汗症
多汗症の人が必ずしもワキガではありません。 汗は、その多くがエクリン腺から出ており、それ自体にはほとんど臭いはないからです。
しかしながら、発汗が多いとアポクリン腺からの分泌も多い傾向があり、 またアポクリン腺からの分泌物と、エクリン腺からの水分とが多く交わるために、臭いも強くなる傾向があります。


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